近隣中学校の前期中間テストが6/3(金)に実施されます。
試験まで今日を入れてあと11日勉強できます。
5月の頭からまなび堂に通ってくれているその中学校の生徒は、すでに試験日に提出する英語・数学・国語・理科・社会の学校のワークが9割終わっています。
英語のワークは1回目はノートに取り組んで、2回目をワークに書込み実施していたので実質的には2周学校のワークに取り組んだ状態です。
学校の定期テストまで残っている11日間で学校のワークから得た知識がどれだけ定着しているかのチェックテストをしていきます。
また、学校のプリントやノート・教科書から問われやすいものをチェックして小さな穴を一つでも多く埋めていく予定です。
大手塾で働いている時は、テストの前日になっても提出すべき学校ワークが終わらず、急いで答えを写すだけの「作業」のような勉強になっている生徒が頻繁にみうけられました。
当然、そのような状態の生徒は塾の授業に来ても身が入ってはいませんでした。
ひどいケースだと「テスト勉強をしたい」といって塾の授業を休んだり、定期テスト後に授業を振り替えたりすることも。
成績を上げる為の授業を提供しているはずの塾だけど、テスト前に「自分で勉強したい」と生徒が休みたくなる矛盾。
その時に「なんで早く準備しないんだ、あれだけ言ったのに」なんて生徒の責任ばかりを追及して嘆いている塾の先生をよく見かけますね。
毎回テストの度に同じような生徒がいるのに、何年たっても、何十年たっても生徒側に原因を求めてばかりで塾のシステムに手を加えない。
せいぜい、「早めに学校のワークにとりかかるんだぞ!」って声かけするのを今までより早めるくらいのことしかしない。
声かけだけで実行できる生徒なんて多くないですよ。
学校の先生や保護者に「勉強しなさい」って声かけされるくらいじゃ動けない生徒たくさんいますよね?
それと一緒ですよ。
だから塾に頼ってくることになったのを塾側が忘れている。
なのに塾でも「遅くても2週間前には定期テスト勉強に取りかかろう!」なんて声かけばかり。
それって声かけする人間が学校の先生や保護者から塾の先生に変わっただけじゃないですか。
「とりあえず塾では声かけは早くからしてたんだから、テスト勉強に早めに取りかからなかったのは生徒が悪い」なんて、私には塾側がラクしてアリバイ作ってるように見えてしまいます。
生徒が塾に慣れてきたら、だんだん学校の先生や保護者に言われてるのと一緒になって声かけの効果は少なくなるんです。
働いていた大手塾では定期テストの度に上記のような「塾を休んで、定期テスト勉強を自分でしたくなる生徒」がどこの教室でも現れました。
だからまなび堂では、塾での学習に入る前に学校の宿題を終わらせる学習スタイルを取っています。
定期テスト準備を早く始められない原因を生徒だけのせいにするのではなくて、塾のシステムに目を向けた末にたどり着いたのが現在のまなび堂のスタイルなんですね。
既にどこかの塾にお子さんを通わせているご家庭で「うちの子と同じだ」と思われた方がいたら、それは生徒ではなく塾側に問題があるのかもしれませんよ。
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