昨日、教室にこんな電話がありました。
「〇〇社の△△という編集の者なのですが、まなび堂のホームページを拝見しまして取材させていただきたいんですが」
たしか、あちらの第一声はこんな感じだったと思います。
教室には毎日のように色々な所から営業電話がかかってくるのですが、「取材させてほしい」というのは初めてです。
びっくりするのと同時に、「いよいよまなび堂も注目されるようになったのか」なんて少し嬉しくも思いました。
どういった媒体のどういった内容の記事の取材か気になったので、その電話主に会社名と媒体名を再度確認しました。
会社名は聞いたことがありません。
媒体はWEBマガジンの「〇〇〇〇(サイト名は伏せさせてもらいます)」というWEBサイトでした。
う~ん、聞いたことがあるようなないような名前です。
正直、取材依頼は想定外だったので動揺してしまいました。
頭を冷やして考えようと思い、「そのWEBマガジンを見て検討します」とそこで電話を終えました。
その後、そのWEBマガジンと運営している会社のホームページを覗いてみました。
WEBマガジン自体は確かに存在し、トップページにはTVでもよく見るような有名人の取材記事がいくつも載っています。
また、様々な分野の経営者のインタビュー記事が載っています。
「まなび堂も取材されたら、ここに掲載されるのかな。」なんて想像してみます。
その後、ネット上でのこの会社の評判について見てみました。
すると、こんな情報を目にしました。
「ここは、いわゆる『取材商法』の会社です」という口コミです。
どうやら、そのWEBマガジンにインタビュー記事を掲載するのに、取材を受ける側がお金を払う仕組みのようです。
いやはや、「まなび堂も注目され始めたのか?」なんて思った自分が恥ずかしくて笑えてしまいますね。
そして本日、再度その会社から電話がありました。
電話がもう一度かかってきたら、「本当にこちらがお金を払ってインタビュー記事を載せるのか聞いてみよう」と思っていたので、待ってましたとばかりにその旨を確認してみると、どうやらその通りな様子。
表向きは口コミサイトを装った広告もあれば、表向きは取材記事となった広告もあるんですね。
昨日のブログでも書きましたが、まなび堂はお金を払って他のWEBサイトに取り上げてもらう気は微塵もないので丁重にお断りしました。
広告費にお金をかけるということは、その分を保護者の方が負担する月謝に反映しなくてはいけないということです。
また、まなび堂は広告費にお金をかけるよりも教材の充実など内部のことにお金を使いたいと考えています。
以上の理由から、まなび堂は広告費にお金はかけません。
昨日のブログ記事のような口コミサイトを見るたびに、「口コミを金で買う時代なんだなぁ」なんて思ってましたが、どうやら今は「取材記事も金で買う時代」なんですね。
塾選びの際もこういったことを頭の片隅に置いて、情報の取捨選択をするヒントにしてもらえれば幸いです。
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