その時の記事では、「生徒が定期テスト前に塾を休みたくなった場合、生徒側にだけ原因を求めるのではなく自分の塾にも目を向けられる塾屋でいたい」ということを書きました。
これは他のケースでも同様です。
例えば定期テストの成績。
まなび堂に通っている生徒全員の成績が伸びてくれれば嬉しいですが、現実にはそうならない時もあるでしょう。
そんな時に生徒に「君の復習が足りないからだ」、「普段の学習の集中力が足りないからだ」と生徒側にだけ原因を求めるのではなく、まなび堂側が何か変えられることはないか、他に出来ることはないかと必ずこちら側にも目を向けたいと思っています。
入試でもそうですね。
まなび堂に通っていた生徒全員が希望の進路に進めれば嬉しいですが、そうならない時もあるかもしれません。
入試が終わってしまうと、不合格だった生徒にしてあげられることは限られてしまいますが、翌年度の受験生に対して塾側として変化させるべき所がないか必ず検証したいと思っています。
極端なことを言うと、生徒の成績が上がった時でさえ「もっと他に変えられることはないか」と問うてみる姿勢があってもいいはずです。
例えば5教科でいつも350点だった生徒が400点に点数が上がった場合でも、内容や方法が違えば420点取れていた可能性だってあるわけです。
このように、自分がやっている事に対して「本当にこれでいいのか?」と問い続けることはより良い仕事にしていく為に必要なことだと思います。
これは別に塾に限った話ではないように思います。
今後も塾屋としてこのような考えは持ち続けたいと思っています。
ですが、実際に学習するのは生徒自身であり、定期テストや入試を受けるのも生徒自身です。
これはどこの塾に通おうが、変えられない事実です。
残念ですが塾が代わりに勉強してあげたり、テストを受けてあげることはできません。
なので今より成績を伸ばしたければ、当然生徒自身が変わっていくことは必要です。
それがなければ塾側だけがんばっていても、きっと望むような結果はついて来ないでしょう。
だから生徒にも「自分の何を変えなければいけないか?」を考えることはしてもらいたいとは思います。
・学校の授業は集中して受けていますか?
・学校の宿題(テスト前の課題)にしっかり取り組んでいますか?
・毎日継続的に学習時間を取ることが出来ていますか?
塾に通わなくたって、あなた自身の何かを変えるだけで成績が劇的に変わるかもしれませんよ。
繰り返しになりますが、学習をするのは生徒自身です。
だからといって、上手くいかない時に生徒にだけ原因を求めて説教たれてるような塾の先生は見ていていい気持ちはしませんけどね。
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