まなび堂では中学生は1回の通塾で最低2時間の学習をしてもらっています。
基本的に中学生には週3日・1回2時間以上の通塾学習を推奨しています。
時々、学習の途中で睡魔と闘っている生徒もいます。
そういった時にまなび堂では、
「眠ければ寝ていいよ」と15分~20分程度の睡眠を生徒に薦めています。
学習時にどうしても眠い時は、少し眠った方がその後の学習には集中出来ますからね。
まなび堂には時間に縛られる「授業」がありませんので、これが可能です。
「授業」が学習の中心となっている塾では、生徒に「寝てもいいよ」なんてとても言えません。
途中で寝てしまえばお金を払って受けている「授業時間」が無駄になります。
当然、寝ている間も授業は進みますから起きた後の内容も理解出来ないことが多いでしょう。
「授業」中心の塾では頑張って起きていても眠くて集中出来ないまま授業を受けなくてはいけないし、寝たら寝たで時間もお金も無駄になる。
何もいいことがありません。
まなび堂の場合は眠ければ寝てもらって、寝ていた時間は学習時間にカウントしなければいいだけです。寝た分、帰宅が遅くなるだけで済むのでこちらも「眠ければ寝なさい」と生徒に薦めることが可能です。
あまりにも疲れているなら、そこで帰宅して寝てもらって、その分は次の日に学習に来てもらうことだって出来ます。通い放題ですから。
車の運転免許の学科教習で教わりますよね。
「運転中眠い時は無理せず、少し仮眠を取るように」と。
学習も一緒です。眠くて集中出来ずに学習するくらいなら、仮眠を取ってから問題に向かうのが得策です。
ただ、不思議と生徒に「眠ければ寝ていいよ」と薦めても寝る生徒って少ないんです。
「はい、でも大丈夫です。がんばりますっ。」といって学習し続けて眠気に打ち勝つ生徒けっこう多いんですよ。
「こら、寝るな!」って怒るより、よっぽど生徒ががんばってくれるんですね。
いつも不思議に思います。
大手塾時代は授業中に眠そうにしてて、担当講師に「寝るな!」って怒られてる生徒少なくなかったんですね。
個別指導で先生が横についてても、眠い時は眠いんですね。生徒が眠そうで集中していないと、教えてる先生も腹が立って怒ってしまい「寝るな!、集中しろ!」って生徒が叱られているケースもよくありました。
そうやって怒られると、目を覚ますどころか、かえって拗ねてやる気もなくして逆効果の生徒って多かったように思います。
生徒にも色々あって「今日は疲れたな、眠いな」っていう日はあるのでしょう。そんな日は叱られることに納得出来なかったりもするのでしょうね。
部活の朝練やって、体育でプールもあって、さらに夕方まで部活の放課後練習してから塾に来る生徒だっているでしょう。大人側が想像力を働かせずにそういう時に叱ってしまうと、生徒もイラッときちゃうこともあるんだろうなと思います。
まなび堂では生徒が睡魔と闘っている時は「眠い時は寝る、その分起きてから集中して学習する」という方針で接していきたいと思います。
一応補足しておくと、教室へ来る度に毎回眠そうにしている生徒がもしいた場合は何か原因があるかもしれないので別の一手を打ちます。
今のところは、そういった生徒はいないんですけどね。本当にみんないい子達ばかりです。
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